外来機能報告データ(外来機能報告制度)

データベース外来機能報告制度に基づき各都道府県(および厚生労働省)が公表する、医療機関ごとの重点外来機能に関する報告を、独自の編集と体系化により、実用性の高い全都道府県・全医療機関の網羅集約データとしてご提供しています。

外来機能報告データとは

外来機能報告データは、令和3年に創設された外来機能報告制度に基づき、一般病床・療養病床を有する医療機関および任意参加する無床診療所が、重点外来機能に関して、都道府県に報告し、公表される情報です。この制度では、重点外来機能、紹介・逆紹介、外来の人材配置、外来・在宅・地域連携、医療機器保有、救急医療などの実施状況が報告されます。


このデータの特筆すべき点としては、初診・再診ごと、病棟ごと、月ごとの外来患者の詳細な状況の把握ができる、初めて紹介患者数・率、逆紹介患者数・率が公表された、レセプト件数情報の中にも個別の医療機関の情報としては初めて公表されたものも含まれる、と言ったことが挙げられます。


但し、全ての報告は大規模データで、情報項目および値の解釈や、算出機関の定義が複雑なことから、情報の取扱い、データベース化、分析用途や医療機関の属性情報としての取扱いが難しいデータです。

WDBでの取り扱いデータ

WDBでは、膨大な外来機能報告結果を、全都道府県・全医療機関を網羅する、一覧性の高い集約データとしてご提供しています。


また、WDB医療機関(病院・診療所)標準マスタデータとの紐づけにより、当社の施設管理コードを起点として、外来機能報告データ以外の様々な属性データとかけ合わせることが可能です。

医療機関データベース標準マスタ
ウェルネスNo
病院・診療所・歯科診療所基本属性情報
主要情報グループ
初診・紹介・逆紹介状況
従業者(医師他専門職)情報
高額等の医療機器・設備情報
休日・夜間・救急受診情報
初診・再診ごと外来活用内容に関する情報
初診・再診ごとの医療資源重点活用状況
各種管理料等加算適用状況

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